11月も中旬になり、これからは冬の訪れを感じる時期になってきました。これまでは暑さも感じるような暖かい日も多かったですが、今週からは寒くなる日も多くなりそうです。最近はインフルエンザもかなり流行っているとか・・・。これから訪れる冬に向けて体調に気を付け過ごしたいですね。
寒い冬は春や秋より楽しめるお花の数も少なく、お花にとって厳しい季節になります。かもしれません。その中で、毎年冬の時期になるとお店などで「シクラメン」というお花をよく見かけるのではないでしょうか。シクラメンは名前も花姿も知っている人が多い人気のお花です。シクラメンは室内で楽しめる鉢植えの人気のお花ですが、屋外でガーデニングのお花として楽しめる種類もあり、冬のお部屋と花壇の両方を明るく彩ります。そんなシクラメンは、11月の誕生花でもあります。今回は、11月の誕生花、シクラメンについて、
- シクラメンってどんな花?
- シクラメンの花の色
- シクラメン~ガーデニングで楽しむなら~
- シクラメンを贈る時や飾る時に注意すること~シクラメンの贈り方と毒に注意!!
シクラメンと花の色や楽しみ方、シクラメンを贈ったり飾ったりするときの注意点について触れてゆきます。
※シクラメンについては、ブログ【1月のカラーのイメージは「赤色」】冬本番・1月を暖かく彩る赤い花・3選 でも少し触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。
シクラメンってどんな花?
<シクラメン>
- 開花時期・・・10月~3月
- 分類・・・サクラソウ科・シクラメン属
- 原産・・・地中海沿岸
- 学名・・・Cyclamen persicum Mill
- 別名・・・ブタノマンジュウ
- 英名・・・Cyclamen
- 和名・・・カガリビバナ
シクラメンは、お花が少ない冬の時期に彩りを添えてくれる人気のお花です。お花は耐寒性が低いため、鉢花で見かけ室内で楽しむことが出来ます。室内で楽しむときは、昼と夜の温度差(10℃ほどが理想)に気を付け、暖房で温度が上がりすぎたり、逆に温度の低すぎるところに置かないよう管理するとよいでしょう。
花姿は少し下向きに、恥じらいがちなイメージに咲きます。
シクラメンの花の色
シクラメンの花の色は、「赤」「ピンク」「白」「紫」などがあります。シクラメンの明るい花の色は寒い冬の時期に暖かで華やいだ印象を感じます。どの色の花も日常で見かけることがありますが、その中でも赤やピンク色をしたシクラメンをよく見かけるような気がします。
シクラメン~ガーデニングで楽しむなら~
冬を彩る人気のお花「シクラメン」~室内だけでなく、屋外で楽しめたら嬉しいですよね。品種改良が進み、屋外で楽しめる耐寒性のある品種が「ガーデンシクラメン」です。シクラメンの原産は地中海沿岸ですが、ガーデンシクラメンは日本で作られその後いろいろな地域で栽培されています。小型のお花・ガーデンシクラメンは冬の花壇や寄せ植えを楽しむことが出来て人気があります。ただし、マイナス5℃以下になると枯れることもあるので注意が必要です。
シクラメンを贈る時や飾る時に注意すること~シクラメンの贈り方と毒に注意!!
冬を彩る人気のお花「シクラメン」ですが、お花を贈る時や飾る時には注意が必要です。
!シクラメンを贈る時に注意すること
シクラメンの名前が「死」や「苦」をイメージさせることから、シクラメンをお見舞いに贈ることはタブーとされています。お見舞いに鉢花を贈ることも良くないとされている(病気が根付く)ので、お見舞いにはシクラメンを使用しない方がよいでしょう。また、赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」です。恋する人に贈る時は注意が必要かもしれません。そんな時は他の色の花言葉で贈ったり、シクラメン全体の花言葉で贈るとよいかもしれません。
!シクラメンを飾る時に注意すること
シクラメンを飾る時にも注意が必要です。シクラメンは全草にシクラミンという毒性があり、特に球根の部分に多く毒が含まれています。この毒を摂取すると嘔吐や下痢・胃腸炎などを引き起こしますので、小さい子供やペットのいるご家庭は、間違ってもシクラメンを口にすることが無いように注意しなければいけません。大量摂取により不整脈やけいれんを起こすこともあり、小さなペットは死亡するケースも考えられるのでくれぐれもご注意を!!
まとめ
今回は、11月の誕生花であるシクラメンについて、
- シクラメンってどんな花?・・・シクラメンはお花が少ない冬の時期に彩りを添えてくれる人気のお花で、耐寒性が低いため鉢花として室内で楽しむことが出来る。室内で楽しむときは昼と夜の温度差(10℃ほどが理想)に気を付け、温度が上がりすぎたり低すぎたりするところに置かないよう管理するとよい。花姿は少し下向きに恥じらいがちなイメージに咲く。
- シクラメンの花の色・・・シクラメンの花の色は、「赤」「ピンク」「白」「紫」などがある。シクラメンの明るい花の色は寒い冬の時期に暖かで華やいだ印象を感じる。どの色の花も日常で見かけることがあるが赤やピンク色をしたシクラメンをよく見かける。
- シクラメン~ガーデニングで楽しむなら~・・・シクラメンは品種改良が進み、屋外で楽しめる耐寒性のある「ガーデンシクラメン」もある。シクラメンの原産は地中海沿岸だがガーデンシクラメンは日本で作られいろいろな地域で栽培されている。小型のお花・ガーデンシクラメンは冬の花壇や寄せ植えを楽しむことが出来て人気がある。ただしマイナス5℃以下になると枯れることもあるので注意が必要である。
- シクラメンを贈る時や飾る時に注意すること~シクラメンの贈り方と毒に注意!!・・・<シクラメンを贈る時に注意すること>シクラメンの名前が「死」や「苦」をイメージさせるためお見舞いに贈ることはタブーとされている。お見舞いに鉢花を贈ることも良くないとされている(病気が根付く)のでお見舞いにはシクラメンを使用しない方がよい。また、赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」なので恋する人に贈る時は注意が必要である。<シクラメンを飾る時に注意すること>シクラメンは全草に毒性があり特に球根の部分に多く毒が含まれている。毒を摂取すると嘔吐や下痢・胃腸炎などを引き起こすので、小さい子供やペットのいるご家庭は注意しなければいけない。大量摂取により不整脈やけいれんを起こすこともあり小さなペットは死亡するケースも考えられるので注意が必要である。
シクラメンと花の色や楽しみ方、シクラメンを贈ったり飾ったりするときの注意点について触れました。
冬の鉢花といえばシクラメンが思い浮かぶほど冬を彩るお花として知られている人気のお花「シクラメン」は、室内だけでなく屋外でも高い人気があります。少しうつむきがちでおしとやかなイメージながら、明るい色合いは華やかなイメージも感じ、これから寒くなるにつれて冬の花壇でもよく見かけることでしょう。他の冬の花との相性も良いシクラメンを、今年はガーデニングのお花のひとつに取り入れてみるのも、冬の楽しみのひとつですね。