お花について

【5月の風に吹かれて~聞こえる?幸せの「鈴」の音】5月1日は「スズランの日」

5月 4, 2023

今年のゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今年のゴールデンウィークは後半に5連休が取れる人も多く、中には5月1日と2日もお休みで9連休が楽しめるという人もいるようです。コロナ発生以降のマスク着用も緩和され、海外旅行も以前の状態に戻ってきているとのこと。今年は国内外を問わず旅行を楽しむ人も多いことでしょう。今まで行きたかったいろいろな場所を訪れて、久々の旅行を満喫しているのではないでしょうか。

ゴールデンウィークのある5月は、陽気も良く、晴れて過ごしやすい日が多いです。爽やかな陽気に誘われて、自然やお花のイベントを楽しむ人も多いことでしょう。各地でお花のイベントも開催されています。いろいろなお花を楽しむことが出来る5月ですが、5月に咲くお花の中に「スズラン」というお花があります。スズランの花は多くの人が知っているのではないでしょうか。白くて小さいお花が可愛いですね。ちょうどゴールデンウィーク中の5月1日は「スズランの日」にあたり、この日の誕生花にもなっています。今回は、5月の花「スズラン」について、

 

  • スズランってどんな花?
  • スズランの日の由来
  • スズランの花言葉~怖い花言葉があるの?

 

スズランの花、スズランの日の由来、花言葉について触れたいと思います。

※スズランについては、ブログ【2022年に多くの幸あれ!】願い事No.1「幸福」の花言葉を持つお花・3選 で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。

【2022年に多くの幸あれ!】 願い事No.1「幸福」の花言葉を持つお花・3選

 

 

スズランってどんな花?

 

(スズラン)

  • 開花時期・・・4月~6月
  • 分類・・・キジカクシ科・スズラン属
  • 原産・・・ヨーロッパ・アジア
  • 学名・・・Convallaria majalis
  • 和名・・・スズラン(鈴蘭)・君影草

 

スズランはちょうど5月のこの時期に開花の最盛をむかえるお花です。暑さに弱いスズランは主に北海道や長野県で生産されています。スズランは、1つの茎から小さな可愛い白い花をたくさんつけて咲きます。花の形は丸みを帯びた小さな鈴のような形をしています。お花の咲き方は、ほかの多くの花とは違い下を向くように咲きます。そんなスズランの花姿から、ちょっと控えめで可憐なイメージが感じられるお花です。お花の色は白が一般的ですが、ピンクなどもあります。

※スズランの「鈴」に似た、ベルの形で咲くお花については、ブログ【カリヨンベルの鐘のように】幸せの象徴・ベルの形を持つ可愛いお花・3選 で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。

【カリヨンベルの鐘のように】幸せの象徴・ベルの形を持つ可愛いお花・3選

 

 

スズランの日の由来

5月1日はフランスを中心に「スズランの日」と呼ばれ、お祝いされています。1561年5月1日、フランスの王シャルル9世は、ある人から「贈られた人に幸福をもたらす」という意味を持つ花、スズランをプレゼントされました。シャルル9世はスズランの花の持つ意味を知り、とても喜び、多くの人にこの喜びを伝えたいと思いました。そしてシャルル9世は宮廷の女性たちへスズランの花を贈り、のちにその習慣が一般に広がるようになりました。今では恋人や家族、親しい人など大切な人にスズランの花を贈る風習が定着しています。

 

 

スズランの幸せあふれる花言葉~怖い花言葉があるの?

スズランの花の花言葉は、

 

「純粋」「純潔」「謙虚」

 

という素敵な花言葉が並びます。スズランの花姿が聖母マリアのベールに似ていることから、「純粋」や「純潔」の花言葉が付いたともいわれています。スズランには色別の花言葉もあり、白いスズランは「幸福」「再び幸せが訪れる」といった、ヨーロッパの寒い冬が過ぎ、春の訪れを祝福するような花言葉になっています。ほかにピンクのスズランは「可愛らしい」「愛らしい」といった花言葉を持っています。きっとその愛らしい花色と花姿から付いた花言葉なのではないかと思われます。

スズラン=怖い は別の意味の怖い

このようにスズランには怖い花言葉は見当たりません。しかし、スズラン=怖い?と連想されることもあります。それは、スズランの持つ有毒物質(コンバラトキシン・コンバロシド)からきているのではないでしょうか。スズランの持つ毒は体内に入ると最悪の場合死に至ることもあるので、小さな子供やペットがいる人は十分な注意が必要です。

 

 

まとめ

 

今回は、5月の花「スズラン」について、

 

  • スズランってどんな花?・・・スズランは、1つの茎から小さな可愛い白い花をたくさんつけて咲き、丸みを帯びた小さな鈴のような花姿をしている。下を向くように咲く花姿から、控えめで可憐なイメージが感じられる。お花の色は白が一般的だが、ピンクなどもある。
  • スズランの日の由来・・・5月1日はフランスを中心に「スズランの日」と呼ばれお祝いされている。その昔フランスの王シャルル9世は「贈られた人に幸福をもたらす」という意味を持つスズランをプレゼントされ、その花の持つ意味を知って喜び宮廷の女性たちへスズランの花を贈ったことからのちにその習慣が一般に広がるようになった。今では恋人や家族、親しい人など大切な人にスズランの花を贈る風習が定着している。
  • スズランの花言葉~怖い花言葉があるの?・・・スズランの花の花言葉は、「純粋」「純潔」「謙虚」という素敵な花言葉が並ぶ。スズランの花姿が聖母マリアのベールに似ていることから、「純粋」や「純潔」の花言葉が付いたともいわれている。スズランには色別の花言葉もあり、白いスズランは「幸福」「再び幸せが訪れる」ピンクのスズランは「可愛らしい」「愛らしい」といった花言葉を持っている。スズランには怖い花言葉は見当たらないが、スズラン=怖い?と連想されることもある。それはスズランの持つ有毒物質からきているのではないかと思われる。スズランの持つ毒は体内に入ると最悪の場合死に至ることもあるので、小さな子供やペットがいる人は十分な注意が必要である。

 

スズランの花、スズランの日の由来、花言葉について触れました。

 

新緑が爽やかな5月~涼しげで白い可憐な花が黄緑の葉の中から控えめに顔を出し、見ている人を優しい気持ちにさせてくれる「スズラン」の花。この時期開花の最盛をむかえる数々の可愛いお花を、お花のイベントなどで楽しむことが出来たらとても嬉しいことですね。5月の風に吹かれて、数々のお花の鈴の音が聞こえてきそうで~きっと気持ちがリフレッシュされそうな、そんな気がします。

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