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【ネガティブな花言葉なんて気にしない!】どんなシーンにも合う万能小花「スカビオサ」

6月 6, 2024

6月になりました。これから本格的な梅雨の時期になってきます。最近は梅雨の時期だけでなく、雨の日の降水量が多く勢いも強くなってきています。短時間に記録的な大雨が降ることも増えていますので、これまで以上に雨対策が必要になってきます。常日頃から気象情報や降水情報に気をつけて過ごすことが必要かもしれませんね。

日本ではこれから本格的な梅雨の時期になりますが、ヨーロッパなどの海外では6月は「June Bride」の由来もあり、結婚式のベストシーズンです。日本と違い梅雨のないヨーロッパは、6月は気候や天候に恵まれることが多いです。過ごしやすく日没も長いので結婚式のベストシーズンであるのも頷けます。

季節を問わず結婚式のシーンで使われる小さなお花の中に「スカビオサ」があります。

ブーケや会場を彩るお花の中で見かけることも多いでしょう。スカビオサは結婚式だけではなく、アレンジや記念の花束・お悔やみのシーンなどでも見かけることの多い万能小花です。可愛らしくほかの花とも素敵に調和する花姿はどんなシーンにも合いますが、その花言葉は少し(かなり?)ネガティブな言葉の数々があるようです。それでも花言葉を気にすることなくどんなシーンでも使用されることの多いお花ということは、きっと人気の高い花なのでしょう。今回は、どんなシーンも合う万能小花「スカビオサ」について、

 

  • スカビオサってどんな花?
  • スカビオサの花の色
  • スカビオサのネガティブな花言葉とその由来
  • それでも人気・スカビオサの魅力

 

スカビオサと花の色・ネガティブな花言葉についても触れ、それでも人気の高いスカビオサの魅力について触れてゆきます。

 

 

スカビオサってどんな花?

 

<スカビオサ>

  • 開花時期・・・4月~6月頃・9月~10月頃
  • 分類・・・スイカズラ科・スカビオサ属(マツムシソウ属)
  • 原産・・・ヨーロッパ・ユーラシア・南アフリカなど
  • 学名・・・Scabiosa
  • 和名・・・マツムシソウ

 

スカビオサは、たくさんの種類や色を持つお花です。お花は小さめの可愛いフォルムをしています。花姿もいろいろありますが、お花の中央の部分がこんもりと盛り上がり、周りに風になびくような柔らかな花びらがついているイメージがあります。春や秋の爽やかな風にフリルのような花びらをなびかせる花姿はとても可愛らしく、お花を見ると和やかな気持ちになることでしょう。お花の大きさが小さいので圧倒的な存在感は感じないかもしれませんが、「この可愛らしいお花は何?」と感じる人は多いことでしょう。

 

 

スカビオサの花の色

スカビオサの花の色は、「白」「紫」「青紫」「ピンク」「赤紫」「水色」「黄」など多彩です。赤紫や紫に少し白の混ざった複色のイメージのものもあります。いろいろな色があるので、どんなシーンのお花に使用してもその場やほかのお花の雰囲気を壊すことなく馴染みます。どれも素敵な色なので、好きな花の色を選ぶ楽しみもありますね。

 

 

スカビオサのネガティブな花言葉とその由来

お花といえば、気になるのは「花言葉」。特に結婚式などのシーンでは花言葉を気にする人が多いかも・・・。そんなスカビオサの花言葉は、少々ネガティブな・・・ちょっと気になる花言葉が並びます。そんなスカビオサの花言葉は、

 

「私はすべてを失った」「不幸な愛」「未亡人」「叶わぬ恋」など

 

花言葉を見る限り、ネガティブや辛い花言葉が多いです。可愛らしい花姿をしたスカビオサは、なぜネガティブなイメージの花言葉が多いのでしょう・・・。それはヨーロッパの由来が関係しているようですね。元はスカビオサは紫や暗い赤色をしていました。ヨーロッパではギリシャ神話から紫は悲しみの色とすることが多く、大切な人を亡くした未亡人に贈る花として用いられることから由来しています。

 

 

それでも人気・スカビオサの魅力

悲し気な花言葉が多いスカビオサですが、冠婚葬祭どんなシーンでも使用される人気の万能小花です。それは、スカビオサのほかのお花の雰囲気を壊さない可愛らしい雰囲気、どんなシーンにもしっくり馴染む多彩な花の色、柔らかで軽やかな花姿がとても魅力あるからなのではないでしょうか。花言葉を気にしてせっかくの素敵なお花を大切なシーンに使用することを躊躇するのも、ちょっと勿体ない気もしますよね。花言葉からは選ばれにくい結婚式のシーンでも多く使用されていることからもそれがわかる気がします。

※結婚式のブーケで人気の小花については、ブログ【ブーケを引き立てる数々の小さなお花たち】ナチュラルブーケのヘビロテフラワー・3選 で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。

【ブーケを引き立てる数々の小さなお花たち】ナチュラルブーケのヘビロテフラワー・3選

 

 

まとめ

 

今回は、どんなシーンも合う万能小花「スカビオサ」について、

 

  • スカビオサってどんな花?・・・スカビオサはたくさんの種類や色を持ちお花は小さめの可愛いフォルムをしている。お花の中央の部分がこんもりと盛り上がり周りに風になびくような柔らかな花びらがついているイメージがある。お花の大きさが小さく圧倒的な存在感は感じないかもしれないが、この可愛らしいお花は何?と感じる人は多い。
  • スカビオサの花の色・・・スカビオサの花の色は「白」「紫」「青紫」「ピンク」「赤紫」「水色」「黄」など多彩で、赤紫や紫に少し白の混ざった複色のイメージのものもある。いろいろな色があるのでどんなシーンのお花に使用してもその場やほかのお花の雰囲気を壊すことなく馴染む。
  • スカビオサのネガティブな花言葉とその由来・・・スカビオサの花言葉には「私はすべてを失った」「不幸な愛」「未亡人」「叶わぬ恋」などネガティブや辛い花言葉が多くある。それはもともと紫や暗い赤色をしていたスカビオサが、紫は悲しみの色とすることが多いヨーロッパで未亡人に贈る花として用いられていたことから由来している。
  • それでも人気・スカビオサの魅力・・・悲し気な花言葉が多いスカビオサだが冠婚葬祭どんなシーンでも使用される人気の万能小花である。それはスカビオサのほかのお花の雰囲気を壊さない可愛らしい雰囲気、どんなシーンにもしっくり馴染む多彩な花の色、柔らかで軽やかな花姿がとても魅力あるからと思われる。花言葉からは選ばれにくい結婚式のシーンでも多く使用されていることからもそれがうかがえる。

 

スカビオサと花の色・ネガティブな花言葉についても触れ、それでも人気の高いスカビオサの魅力について触れてゆきました。

結婚式・お祝いの花束・お悔やみのシーン・・・大切な数々のシーンで使用されるスカビオサ。決して派手ではないけれども、さりげなくその可愛らしい花姿で私たちの目を楽しませてくれます。その場の雰囲気を壊さずに素敵な花の魅力を感じさせてくれる~そんなスカビオサを、花言葉を気にせずいろいろなシーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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