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プリザーブドフラワーの3つの特徴
誕生から約30年程とまだ歴史は浅いながら、プリザーブドフラワーは今日では多くの方に親しまれ、人気のある花材として様々なシーンで使用されています。
プリザーブドフラワーが人気があることの理由としては、やはり生花のような柔らかでみずみずしい風合いを長く楽しむことが出来るという点が大きいのではないかと思います。「長寿命の切花保存製法」は、プリザーブドフラワーの持つ最大の特徴ではないでしょうか。
生花はおおよそ1週間から10日ほどで枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーは適切な環境下に置くことによりその柔らかでみずみずしい風合いを長く保つことが出来、保管状態によってはより長く楽しめることが可能です。そのほかにもプリザーブドフワラーの持つ人気のも元となるいくつかの特徴に触れてゆきます。
特徴1、豊富なカラーバリエーション
プリザーブドフラワーの持つ特徴の1つとして、豊富なカラーバリエーションがあります。
特にバラの花においては鮮やかなカラーだけでなく、生花では表現することが難しい青色やレインボーカラー・パステル調の優しいカラー・ニュアンスのあるスモーキーなカラーなどなど多彩なカラー展開となっています。プリザーブドフラワーの作成における技術が進むとともに、より豊富で多彩なカラーが増えてきています。
豊富なカラーバリエーションの中から、ひとりひとりのお好みのカラーを選べるというのも楽しみの一つです。
特徴2、お手入れの簡単さ
生花はとてもきれいで私たちの日常に癒しを与えてくれます。ただ、毎日生花のお手入れを行うことは忙しい日々を過ごす中でとても手間のかかる作業になります。プリザーブドフラワーの持つ特徴の1つとして、お手入れが簡単なことが挙げられます。
水やり・水換えの必要がなく(むしろ水分を与えることは厳禁です)、気軽にきれいなお花を楽しんでいただくことが出来ます。
特徴3、アレルギーの心配なく使用できる
生花の花粉やお花の香りにアレルギーをお持ちの方もみえ、生花を贈ったり飾ったりすることを心配されるケースもあります。プリザーブドフラワーの持つ特徴の1つとして、花粉や香りのアレルギーの心配なく使用ができることが挙げられます。
今までアレルギーを心配してお花を贈ったり飾ったりすることを躊躇していた方も、プリザーブドフラワーを使用して気軽にお花を贈ったり飾ったりすることが出来ます。
プリザーブドフラワーの2つの注意点
プリザーブドフラワーは適切な環境で保管することで長くお花を楽しむことが出来ることをお話ししましたが、プリザーブドフラワーを長く楽しんでいただく為には注意すべき点もございます。プリザーブドフラワーが最も苦手なものとして、高温多湿な環境が挙げられます。
プリザーブドフラワーは適度な温度(18~25℃くらい)と適度な湿度(30~50%くらい)を好みます。高温多湿な環境での保管は色料のしみ出しによる色移りや花びらの色の透明化の原因になります。日本の高温多湿な風土はプリザーブドフラワーにとっては少し過酷な環境になりますが、適切な環境で保管することで長くお花を楽しんでいただけます。そのほかにもプリザーブドフワラーの持ついくつかの注意点に触れてゆきます。
別記事「【プリザーブドフラワーはどのくらい長持ちするの?】10年以上経過したお花の2つの事例」でも長持ちするために「高温多湿」や「直射日光」を避けたほうがいいと解説しました。
また、実際に10年以上長持ちしているプリザーブドフラワーの事例を2つご紹介していますので、気になる方はこちらの記事もご覧下さい。
直射日光による紫外線
プリザーブドフラワーは、直射日光による紫外線にとても弱いお花です。
紫外線に当たることにより色褪せが発生してしまいますので、屋外や直射日光の当たる窓の近くを避けることが大切です。
過度な乾燥状態
プリザーブドフラワーは多湿な状態を苦手としますが、過度な乾燥状態にも注意が必要になります。世界的な気温の上昇もあり、最近は夏だけでなく季節に渡ってエアコンをつけることも多いと思います。特にエアコンの風が直接当たるような場所を避けることが大切です。過度な乾燥状態はプリザーブドフラワーの花びらがひび割れる原因になります。
これからも長くお花を楽しむ機会を
プリザーブドフラワーの取り扱いについていくつかの特徴や注意点をお話ししました。少し気を付けて取り扱っていただくことでより長くきれいなお花を楽しめることで、これまでも、そしてこれからも皆様が手に取られる機会も多いと思います。大切な時を飾るものとしてますますプリザーブドフラワーの需要も高まってゆくことと思います。