結婚式のシーンでは、爽やかなブルー系のお花を使用することがよくあります。ブルーのお花はそれほど多くはないですが、爽やかで清らかな色合いは誰もが好きな色だと思います。「サムシング・フォー」の中の「サムシング・ブルー」という言葉もあるように、幸せを願う意味を持つアイテムとしてとても人気があり、ブルーのお花をウェディングブーケや会場装花などに使用したりします。「サムシング・ブルー」として結婚式で使用されるアイテムはお花のほかにもいろいろありますが、ここでは、結婚式で使用されることの多いブルーのお花を2つほど、「サムシング・フォー」の持つ意味とともに紹介してゆきます。
※結婚式で使用されることの多いお花については、ブログ【色とりどりのお花で想い描くHappy Wedding】結婚式で使用されるお花4選 でも触れております※
目次
「サムシング・フォー」
サムシング・フォーとは、欧米での結婚式の風習の1つで、花嫁が結婚式で身につける4つのアイテムを指します。この4つのアイテムを身につけると生涯幸せな結婚生活を送ることが出来ると言われています。日本でも多くの結婚式のシーンで取り入れられています。
①「サムシング・オールド」(何か古いもの)
祖先から伝わる大切なもの・譲り受けたもの。
祖先より続く幸せ・豊かさ・安定・伝統などを引き継ぎ、末永く結婚生活を過ごせますように。
②「サムシング・ニュー」(何か新しいもの)
これから始まる新しい人生の第一歩。未来へと続く道への第一歩。
新たな決意とともに、幸せな結婚生活の永い道のりを歩んでゆけますように。
③「サムシング・ボロウ」(何か借りたもの)
幸せな結婚生活を送っている人の幸せにあやかって。
幸せな結婚生活を送っている人の持ち物を借りることで、幸せのおすそわけを。
④「サムシング・ブルー」(何か青いもの)
聖母マリアの色とされる「青」は誠実・純潔の象徴
青いものを取り入れることで、誠実で清らかな幸せを呼び込んで。
「サムシング・ブルー」を取り入れて~結婚式で使用されるブルーの色を持つの2つのお花
サムシング・ブルーは、本来は見えにくい場所にそっと身につけることがよいとされていますが、最近ではサムシング・ブルーを隠すことなく結婚式に取り入れることが多いです。すっきりと爽やかなブルーの色は、結婚式を清らかに彩ります。その中で、ブルーのお花をアイテムとして使用することもあります。その中でも特によく使用されるブルーのお花を2つ紹介します。
①ブルースター
別名をオキシペタラムとも言いますが、ブルースターと呼ばれることが多いと思います。5枚の花びらが付いたお花の形が星のようにも見えます。星のような可愛らしい形と爽やかな水色を持つブルースターは、小さいお花でも存在感抜群!サムシング・ブルーとして純白のウェディングブーケやカラフルなブーケ、会場装花にも使用されることが多く、結婚式のシーンで使用される人気のお花になっています。
ブルースターは咲き始めは薄めの水色をしていますが、だんだん水色が濃くなり、やがて紫色へと変化してゆきます。
ブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」など結婚式のシーンにぴったりな花言葉です。ブルースターは、他にも白やピンクなどの色もあり、形が同じでも色が違うことで印象も変わりますが、花言葉が同じですので水色以外の色のお花も結婚式のシーンでよく見られます。
②デルフィニウム
デルフィニウムもブルースター同様、結婚式のシーンで使用される人気のお花です。デルフィニウムの花びらは薄く透き通るようで柔らかです。品種改良が盛んで種類も多く、咲き方も一重咲き・八重咲きがあります。1輪1輪のお花の大きさは大きくはないですが華やかな印象です。花色も青・水色・白・紫・ピンクなど多く色鮮やかです。
デルフィニウムの花言葉は「清明」でこちらも結婚式にぴったりな花言葉です。青「あなたを幸せにします」「幸福をふりまく」水色「あなたを幸せにします」「澄んだ瞳」白「可憐な瞳」「誰もがあなたを褒める」紫「高貴」「尊大」など花の色別に結婚式にふさわしい花言葉があります。
※「サムシング・ブルー」のアイテムとして結婚式で人気の青いバラについては、ブログ~【幸せの夢かなう青いバラ】祝福の青いバラをプリザーブドフラワー加工で残して~で紹介しております。
「サムシング・ブルー」の幸せをいつまでも
サムシング・ブルーを取り入れた幸福の象徴であるブルーの色を持つ2つのお花は、結婚とともに歩んでゆく二人を爽やかに、清らかに、これから続く明るい道へと導いてくれるようです。
~可愛らしい星型のブルースター・華やかで鮮やかな色彩のデルフィニウム~結婚式を爽やかに祝う幸せのアイテムであるこの2つのお花を結婚式のお花として取り入れ、記念としてオーダーメイドプリザーブドフラワー加工で永く残してみてはいかがでしょうか。