1年が過ぎるのは早いもので今年もあと残り半月ほどになりました。今年のうちにどうしても伝えたいことはありますか?伝えたいことは人それぞれですが、今年のうちに新しい年を幸せな年にしたいという想いを伝えたい人は多いのではないのでしょうか?この時期はカップルにとって一年のうちでとても大きなイベントである「クリスマス」がありますが、クリスマスはまさにプロポーズの想いを伝えるのに最適なイベントです。きらきらとしたイルミネーションや街中のクリスマスムードいっぱいの雰囲気はカップルの想いを最高に盛り上げてくれます。クリスマスディナーを楽しみながら、今年のうちに想いを伝える人も多いことでしょう。
また、クリスマスは結婚をしているカップルにとっても特別な記念日です。いつもありがとう、これからもよろしくね・・・。と素直に伝えることの出来る大切なイベントです。クリスマスは忙しい毎日の中で普段なかなか伝えることの出来ない感謝の想いや愛情をゆっくりと伝えることが出来ます。
クリスマスで想いを伝える時に、想いを伝える言葉とともにプレゼントを準備している人は多いと思いますが、想いを伝えるアイテム・特にプロポーズや特別な記念日にプレゼントするアイテムの定番に「赤いバラ」の花束があります。赤いバラの花束に情熱の想いを込めてプレゼント・・・。最近は伝えたい想いの本数に意味のある赤いバラの花束を贈ったりもします。そして、想いのこもった花束をもらったら、記念のお花を長く保存したいと感じる人は多いです。
クリスマスに贈る赤いバラはどんな「赤」色が多いのでしょうか。明るくて赤色が薄めの「赤」いバラや、深みのある落ち着いた「真紅」のバラなど赤いバラにはいろいろあります。深まる冬のこの時期は、「真紅」のバラをプレゼントする人が多いでしょうか。深みのある赤色はおしゃれで洗練された雰囲気を醸し出します。お花をプレゼントでもらったら、きっと素敵な真紅の色をそのまま残したいと感じるのではないでしょうか。
お花を保存する方法の中に、「ドライフラワー加工」と「プリザーブドフラワー加工」があります。どちらも人気の加工方法ですが、加工後のお花の色や風合いにはそれぞれの特徴があります。
今回は、人気の加工方法「ドライフラワー加工」と「プリザーブドフラワー加工」で真紅のバラの色を残したい場合についてお話しします。
真紅のバラの色をドライフラワーで残したい
※明るい赤の色合いのバラの生花
写真はドライフラワー加工を施すことで綺麗な「真紅」の色が表現できる種類のバラ(レッドスター)になります。あれ?思ったより明るい赤色かも・・・。と思う人も多いと思います。レッドスターは赤色~朱赤寄りの色のバラです。以前のブログでもお話したことがありますが、赤いバラをドライフラワー加工すると黒みの強い色になります。それは、ドライフラワー加工により水分を取り除くことで赤い色素が減り、色が変わってゆくからです。生花よりワントーン落ちついた気品のある色を表現出来ることがドライフラワー加工の良さですが、濃いお花の色・特に真紅など濃い赤い色は黒みの強い色になってしまいます。もしプレゼントのバラをドライフラワー加工で保存出来たらと考えているならば、真紅のバラより赤色が薄く明るい色のバラをプレゼントするのがおススメです。
真紅のバラをプリザーブドフラワーで残したい
※真紅の色合いのバラの生花
もちろんパートナーと記念のお花を残そうと話す人も多いと思いますが、実際にはプレゼントのお花をもらった人がお花を保存して残したいと希望することが多いと思います。またお花をプレゼントする時は、実際に見て気に入った色のお花を選んでプレゼントしますので加工後のお花の色を想像してプレゼントする人はほぼいないかと思います。クリスマスのこの時期は、プレゼントするなら赤色の中でも真紅のバラを選ぶ人が多いことでしょう。そして深い愛情を感じる真紅の色を、プレゼントされた色のまま残したい・・・。とほとんどの人が思うのではないでしょうか。
プリザーブドフラワー加工は、生花の水分を取って花の色の脱色を行った後特殊液につけ加工を施しますが、その際の液の調合具合でいろいろな赤色を表現することが出来ます。特に赤色の微妙な色の違いや、真紅の深みのある赤色を再現することはプリザーブドフラワー加工の得意分野です。プレゼントされた真紅のバラをそのままの真紅の色で残すなら、やはりプリザーブドフラワー加工がおススメです。
※ドライフラワーとプリザーブドフラワーの加工方法による赤色の違いについては、ブログ【イメージ通りの「赤」色を】ドライフラワーとプリザーブドフラワー、2つの加工方法による「赤」色の違い で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。
まとめ
今回は、想いを伝える時の定番アイテム「赤いバラ」の花束の中でも、クリスマスに贈るバラで人気の深みのある落ち着いた「真紅」のバラを保存して残したい時に、お花を保存する人気の2つの方法
ポイント
- ドライフラワー加工・・・生花よりワントーン落ち着いた気品ある色を表現出来ることが人気のドライフラワー加工は、濃いお花の色や真紅など濃い赤い色は黒みの強い色になってしまう。プレゼントのバラをドライフラワー加工で保存出来たらと考えているならば、真紅のバラより赤色が薄く明るい色のバラをプレゼントするのもおススメ。
- プリザーブドフラワー加工・・・プリザーブドフラワー加工は、生花の水分を取って花の色の脱色を行った後特殊液につけ加工を施すが、その際の液の調合具合でいろいろな赤色を表現することが出来る。特に赤色の微妙な色の違いや、真紅の深みのある赤色を再現することはプリザーブドフラワー加工の得意分野。プレゼントされた真紅のバラをそのままの真紅の色で残したいと思う人にプリザーブドフラワー加工はおススメ。
についてお話ししました。
記念のお花に真紅のバラを選ぶことは本当に多く、特にクリスマスのこの時期は真紅のバラの花束は特別感でいっぱいのプレゼントです。特別な時の、特別な想いの真紅のバラのプレゼント・・・。想いのこもった真紅のバラを、その瞬間の感動がよみがえるよう再現出来たら素敵ですね。
想いのこもった真紅のバラの花束のプレゼントを記念に残したいと思う方は多く、これまでも多く真紅のバラの作品の制作に携わってきました。記念の真紅のバラの作品例については、次回のブログでいくつか紹介してゆきたいと思います。