2月14日~この日は皆さんご存じの一大イベント「バレンタインデー」です。日本では、バレンタインデーは「女性が好きな男性にチョコレートを贈って気持ちを伝える日」として知られています。最近では仲良しの友達同士でチョコレートを贈り合う「友チョコ」や、日頃頑張っている自分自身へのご褒美として、いつもよりちょっと“お高い”チョコレートの「ご褒美チョコ」「自分チョコ」も人気があります。好きな人に贈る特別なチョコレートを選んでいるつもりが、気がつけば自分好みのチョコレートを自分用に購入していた・・・。なんてこともあったりして・・・。チョコレートは魔法のスイーツですね。
日本でおなじみの「バレンタインデーにはチョコレートを贈る」風習、実はこの風習は日本独自の風習なのです。海外では、バレンタインデーは「互いに愛を伝える日」として認識されています。日本では女性が男性に気持ちを伝える日という意味合いが強いですが、欧米やアジア諸国は、好きな人・恋人・パートナー・家族・母親など国によって違いはありますが、男性が女性に愛と感謝を伝える日という意味合いが強いです。
そして、欧米やアジア諸国では、2月14日に愛と感謝の気持ちとともに花をプレゼントする「フラワーバレンタイン」の風習が定着しています。日本でも、花き業界が2011年に、日本でも世界各国の様にバレンタインデーに男性から女性に花を贈ろうという推進活動としてフラワーバレンタインを制定し、この風習は徐々に広まりつつあります。
今回は、最近は日本でも取り入れられることの多くなっている「フラワーバレンタイン」の、バレンタインデーの由来や海外のフラワーバレンタインについて触れ、フラワーバレンタインで一番使用される花を紹介します。
バレンタインデーの由来
世界各国で愛と感謝の気持ちを伝える「バレンタインデー」には、このような由来が伝えられています。
古代ローマ帝国時代、ローマ皇帝クラウディウス2世は兵士が戦争に行くのを嫌がるのは家族や恋人を残して戦地に赴くことに躊躇いを感じているのではないかと思い、兵士達の結婚を禁止していました。
そこでキリスト教司祭・聖ウァレンティヌスは、結婚を望む兵士達のために内緒で結婚式を行っていました。
しかし、そのことを知ったローマ皇帝は激怒し、再びそのようなことのないようにウァレンティヌスに命じましたがウァレンティヌスは従いませんでした。そして、ウァレンティヌスは西暦269年2月14日に処刑されてしまいました。
その後、ウァレンティヌスは愛する男女の守護聖人となり、2月14日は祈りの日になりました。その後、14世紀になり、2月14日がこの由来と春の始まりの時期であることから、「恋人たちの日」のイベントとして「バレンタインデー」が始まってゆきます。「バレンタイン」は「ウァレンティヌス」の名前からきています。
海外のフラワーバレンタイン
バレンタインデーに贈り物をする風習は、19世紀後半のイギリスが発祥とされ、欧米などに広がっていきました。海外では、男性から好きな人・恋人・パートナー・家族・母親など大切な女性へ愛と感謝の気持ちの贈り物として花を贈る風習がポピュラーです。ここでは、各国のフラワーバレンタインについていくつか触れてゆきます。
- イギリス・・・フラワーバレンタイン発祥のイギリスでは、男性から女性にメッセーカード付きの花を贈る風習がある。イギリスではメッセージカードはバレンタインのマストアイテムで、匿名でこっそり贈るそう。誰からの贈り物かを想像するのもドキドキします。贈る花は赤いバラが多いです。
- フランス・・・フランスではバレンタインデーは「恋人たちの日」。恋人や夫婦など特定の人に贈り物をします。フランスではバレンタインデーの花・赤いバラは必須!
- イタリア・・・イタリアでは、バレンタインデーにディナーや旅行を楽しんだりします。情熱の国イタリアは、男性から女性に花を贈ります。贈る花はもちろん情熱の赤いバラです。
フラワーバレンタインで一番使用される花はやはり
海外のフラワーバレンタインについていくつか触れましたが、各国でフラワーバレンタインの風習は定着しています。どの国でも、花は愛と感謝の気持ちを表すことの出来る大切な贈り物なのでしょう。そしてやはり、愛と感謝の気持ちを表す花といえば、これ!
「赤いバラ!!」
フラワーバレンタインのマストアイテム!です。贈り方や贈る輪数などに違いがあっても、海外ではほとんど赤いバラを贈り物の花の中に取り入れています。バレンタインデーの時期には、赤いバラの花を買う人で行列が出来たり、花屋から赤いバラの花が消えてしまったり、赤いバラの値段がとても高くなったり・・・と、この時期赤いバラの花を手に入れることはとても難しいようです。それだけの苦労をして贈られた赤いバラの花・・・。贈られた人はきっと、溢れんばかりの愛と感謝の気持ちを感じることが出来るでしょう。
まとめ
今回は、2月14日のバレンタインデーにちなんで、海外で定着し、日本でも広まりつつある「フラワーバレンタイン」について、
ポイント
- バレンタインデーの由来・・・古代ローマ帝国時代のバレンタインデーの由来について紹介。14世紀以降、この由来と春の訪れも重なり、「恋人たちの日」のイベントとして「バレンタインデー」が始まっていった。
- 海外のフラワーバレンタイン・・・各国で様々なフラワーバレンタインの風習がある。ここではイギリス・フランス・イタリアのフラワーバレンタインについて紹介。どの国でも、贈る花は赤いバラが主流。
- フラワーバレンタインで一番使用される花はやはり・・・各国で定着しているフラワーバレンタインで人気の花はやはり「赤いバラ」。世界中で愛と感謝の気持ちを表すお花として定番の花になっている。
お話ししました。プロポーズの場面でも定番の花「赤いバラ」は、やはりバレンタインデーの場面でも特別な愛と感謝の気持ちを伝えることの出来る大切な贈り物です。大切な人に贈る、大切な想いのこもったフラワーバレンタインの赤いバラの花。大切な想いとともに作品に残すことが出来たなら・・・。Fue Flowerは、大切なフラワーバレンタインの赤いバラの花をはじめ、フラワーバレンタインの記念の花を鮮やかな色で記念に残すことが出来ます。フラワーバレンタインの贈り物の花を記念に残したいと感じたなら~オーダーメイドプリザーブドフラワー加工のFue Flowerで鮮やかな花色とともに保存してみてはいかがでしょうか。
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