前回のブログで、プロポーズでもらった12本の赤いバラの花束からプリザーブドフラワーが出来るまでの、脱色までの工程についてお話しました。プロポーズの花束は、一生の記念の大切なお花として保存して長く残したいと思う人がとても多いです。それはプロポーズの花束にはパートナーの特別な想いが込められていて、その大切な想いをひとつの形にしていつまでも記念に残したいという願いから来るのでしょう。プロポーズでもらったお花はそのままでは枯れてしまって長く残しておくことは出来ませんが、プリザーブド加工をすることで長く手元においておくことが可能です。
プロポーズの大切なお花を贈られたら、「プロポーズの花を自分でプリザーブドフラワーにできるかしら・・・。」と思う人も多いことと思います。そこで、前回プロポーズのバラの花束を自分でプリザーブドフラワーにするために準備するものや脱色までの工程について紹介しました。今回は、脱色されたプロポーズの花が染色されて、再びプリザーブドフラワーの赤いバラの花が出来るまでの工程についてお話してゆきます。
※プロポーズの12本の赤いバラの花束からプリザーブドフラワーが出来るまでの脱色までの工程については、ブログ【簡単自作】プロポーズの花をプリザーブドフラワーに 「脱色編」 で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。
目次
染色から乾燥までの工程
①脱色されたバラの花を染色液に浸け込む
赤い色がすっかり抜けたバラの花を、染色液が入った保存容器に浸け込んで染色されるまでしばらく置いておきます。
※今回は約1週間ほど浸け込みました。
➁ 染色液に浸け込んだバラを取り出す
染色されたバラの花を取り出します。ピンセットで少し残した茎の部分をつまんで取り出しましょう。(バラは1輪ずつ取り出しては➂の作業をしてゆきましょう)
➂取り出したバラの花をティッシュにくるみプラスチックなどの容器に立てる。
➁で取り出したバラを形崩れしないようティッシュにくるみプラスチックなどの容器(卵の入っていたケースなどもOK。1輪ずつ立てて乾燥させられるもので)に立てます。
※まだ乾燥前なので、染色液がしっかり付いています。
④乾燥させる
自然乾燥で乾燥させます。(乾燥日数は時期によって異なります)
※乾燥は時期によって異なりますが、おおよそ1~2週間ほどくらいです。
※ドライヤーでの乾燥はお花のひび割れが起こりますので避けましょう。
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乾燥したお花は、お好みの容器に入れて飾りましょう~。
さいごに
今回は、脱色されたプロポーズの花が染色されて、再びプリザーブドフラワーの赤いバラの花が出来るまでの工程についてお話ししました。いくつかの工程を経て、プロポーズの12本の赤いバラの花束が再び12輪のプリザーブドフラワーに変身しました!
では、プロポーズの赤いバラの花がプリザーブドフラワーになるのに、今回はおおよそどれくらいの時間と費用がかかったのでしょうか。
- バラの花の処理から脱色・乾燥を経て完成までの道のり・・・おおよそ1か月半くらい
◆ プリザーブドフラワー作りに要した費用(お花や備品以外)
- 容器・・・¥220(2つ) ※100均で
- 脱色液・・・¥1,672×2本=¥3,344(1本500ml)
- 染色液・・・¥2,508×2本=¥5,016(1本500ml) ※いずれもネットで購入
プリザーブドフラワーが出来るまでの工程と費用から、皆さんどのように感じましたでしょうか。私にも出来るかも・・・?結構難しい・・・?あ、ちょっと手間がかかるかも・・・?結構お金がかかるなぁ・・・。など色々感じられたことかと思います。お気に入りの容器にお花を飾るとなると、その費用も別にかかりますね。そして、皆さんが一番気になるのは時間をかけて作ったプリザーブドフラワーの仕上がりかと思います。せっかくの記念のお花、出来ることなら綺麗に仕上げたいな・・・。と思うことでしょう。自分で作るのはちょっと自信がないなぁ~。と感じた時は、プロにお願いするのも選択の一つです。Fue Flowerは、皆さんが満足していただけるプリザーブドフラワーの作品の制作に努め日々制作に励んでおります。自分で作るのは敷居が高い・・・。でもせっかくの大切なお花を記念に長く残したい・・・。
と感じた時はぜひ、Fue Flowerのオーダーメイドプリザーブドフラワーをお選びいただけましたら光栄に思います。