以前、<ブログ【簡単自作】プロポーズの花をプリザーブドフラワーに「脱色編」「染色編」>で、プロポーズでもらった12本の赤いバラの花束からプリザーブドフラワーが出来るまでの工程についてお話しました。プリザーブドフラワーは
生花の水分を取る→脱色する→特殊液に浸け乾燥する
といったいくつかの工程がありますが、いくつかの作業と時間を経て完成したプリザーブドフラワーはきっと、自分だけのお気に入りの作品になることと思います。
プリザーブドフラワーとともにプロポーズの花を長く保存する人気の加工方法には、「ドライフラワー」があります。ドライフラワーは
生花を乾燥して水分を取り除く
といった工程を経ます。ドライフラワーはお花を乾燥して水分を取り除く方法で作るので、出来上がったお花の色は濃くなる傾向があります。ドライフラワーの乾燥方法には、「ハンギングタイプ」「シリカゲルで乾燥させるタイプ」などがありますが、吊るして自然乾燥し、自然な時間の経過を感じさせるハンギングタイプに対し、お花が綺麗なうちに形を整えながらシリカゲルで乾燥するタイプは、プレゼントされた時の綺麗なお花の形がそのまま残るイメージになります。プロポーズでもらったお花を綺麗な形でドライフラワーにしたいけど、どうやって作るのだろう・・・?と思う人も多いことでしょう。また、ドライフラワーの作り方とともに、費用はいくら位かかるのかしら?プレゼントされた時の赤色はどんな色になるのかしら?という点も気になりますよね。
今回は、プロポーズの定番・赤いバラからドライフラワーが出来るまでの、「シリカゲルで乾燥させるタイプ」方法の中から、シリカゲルに埋めるまでの工程についてお話してゆきます。
※シリカゲルで乾燥させるタイプのドライフラワーは、「お花」の部分を綺麗に残す方法になります
※プロポーズでもらった12本の赤いバラの花束からプリザーブドフラワーが出来るまでについては、ブログ【簡単自作】プロポーズの花をプリザーブドフラワーに「脱色編」・「染色編」 で触れております。気になる方は覗いてみてくださいませ。
目次
まずは準備をしよう~ドライフラワーを作るのに必要なもの
生花
ドライフラワーを作るのに必要なもの、まずはお花。出来るだけ新鮮なお花を準備しましよう。仕上がりも美しくなります。今回は、プロポーズの定番・赤いバラをドライフラワーにしますが、花びらが厚く形がしっかりとしているバラは、初めてドライフラワーにチャレンジする人にも取り組みやすいお花ではないかと思います。花の形がしっかりしていて、花びらが外れにくいものがおススメです。
ハサミ
お花を切ったりお花の処理をするときに使用します。
保存容器
ドライフラワーにしたいお花をシリカゲルに埋めるのに必要です。密閉されるタイプの容器を用意します。
シリカゲル(ドライフラワー用シリカゲル)
ドライフラワー用のシリカゲルを使用します(お店やネットで購入可能)。ドライフラワー用のシリカゲルは、粒子が細かくお花の細かい隙間に入ってお花を乾燥しやすく、またお花の形を綺麗に整えやすくします。
<今回はこの保存容器とドライフラワー用シリカゲルなどを使用して作ってゆきます。>
シリカゲルに埋めるまでの工程
ドライフラワーは、生花を乾燥して水分を取り除いて作りますので、水分を取り除くことにより乾燥後の花の色は濃くなる傾向があります。特に、赤い色や濃い色の花はその傾向が強いです。今回は、プロポーズで贈られることの多い真紅のバラと、乾燥後の色が明るく仕上がる明るめの赤いバラで、ドライフラワーをした後の赤色の変化を比較してみます。
では、ドライフラワーを作ってみましょう。
①バラの花を短くカット
バラの花を少し茎のある程度にカットします。
➁カットしたバラをドライフラワー用シリカゲルに埋め込む
バラの花の仕上がりが美しくなるよう、細かい隙間にも形を整えながらシリカゲルを埋めてゆきます。
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お花が見えなくなるまで埋め込みます。
➂お花が乾燥されるまで、容器にふたをしてそのままの状態で置いておく
※おおよそ10日位かかります。
今回は、プロポーズの定番・赤いバラからドライフラワーが出来るまでの、シリカゲルで乾燥させるタイプの方法の中から、シリカゲルに埋めるまでの工程についてお話ししました。
ドライフラワーになったバラの花は一体どんな感じになるのでしょう・・・。シリカゲルから取り出したバラがどんな感じになるのか楽しみですね。シリカゲルから取り出したバラの花のドライフラワーの仕上がりについては、次の機会のブログ<【簡単自作】【赤色比較】プロポーズの定番・赤いバラをドライフラワーにしてみよう➁> で、お話ししたいと思っています。